promise




ここにいて、何が出来るのだろう?



心の中で、その問いを繰り返す。


ただ、誰を待つでもない。
ただ、ここから動く気になれないだけ。



ここにいて、彼女≠、待っているだけだから――



大切な人。
守っていきたい人。



きっと、誰もが持っているだろう、気持ち。



きっと、現れてくれる。





遠い昔、笑ってくれた人。
今度、逢えたら交換しようね――と、預かったネックレス。



僕の首から提げて、そのハート形のネックレスは揺れている。



いつか、逢えるその日を、心待ちにして……



「――君は?君の、名前僕に教えてくれない?」
「え…私の名前は、です…」
「そう…これに、見覚えは?」


「そのネックレス…は…?」




たった一人、愛した…人。
逢いたい。逢いたい。逢いたい――…



「しゅう…すけ?」
「…え?僕のこと、知ってるの?」
「…ううん、そんな気がしただけ…」



遠い昔、僕達はこの丘の上で出逢った。
そして、誓ったんだ。
今度逢ったら――




――結婚、しよう――




「だ…だって、これ…」


彼女の手の平から僕の手の平に落ちてきたのは僕の持っているのと同じ形のネックレス。
裏には周助≠ニ彫ってある。



「こ…これ、お母さんに産まれたとき握っていて、きっとここに書かれている人があなたの運命の人よ、と聞かされてたんだけど…そんなの、冗談と思ってたんだけど……」
「だけど?」
「今なら、信じられる。あなたと、結ばれる運命なのだって」
「…そう。ありがとう、。きっと、逢えると思ってたんだ…」
「私もだよ、周助。分からないけど……きっと逢えると心の奥で思っていたのかもしれない……」



遠い、遠い昔。
約束した。



この二つのネックレスが揃うとき、きっと僕らはずっと一緒に居られる。



≠ニ彫られたネックレスと、周助≠ニ彫られたネックレスが揃うとき、きっと僕らは進めるんだ――と。








*end*


「星屑の欠片」様1周年につき、捧げます不二夢。
わ〜私らしさ全開(爆)
しかも、意味不明っすねぇ……
出来るだけシリアスにしないように頑張ったんだけど……
逆砕っすね…ごめんなさい
もっと頑張らなければ!!








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